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京町家ゼミ合宿

リンク・コミュニティデザイン研究所の由井真波さんを講師にお迎えして、京町家「庵」(http://www.kyoto-machiya.com)で行う3回目のゼミ合宿。

一昨年昨年と2年間お世話になった「西押小路町町家」がクローズされたため、今年は「筋屋町町家」と「恵美須屋町町家」の2軒をお借りしました。

タイトルは<町家で車座講座「実録!風雲!コミュニティデザイン」>。(昨年より“風雲!”が増えてる(笑))

ゼミ外の学生も含めて15人の学生と教職員4名が、座卓を囲んで文字通りの車座講座。進行中のプロジェクトも交えて、次々に資料を取り替えながら行われる由井さんの激走トークに身を乗り出しながら聞き入りました。

町家合宿写真

長崎県小値賀町のプロジェクトで紹介された古民家レストラン「藤松」は、なんと、成安造形大学の学祖、瀬尾チカ氏の生家なんだそうです。

京都から滋賀に移動して成安造形大学となってから20周年を迎えるにあたり、学祖の生家を訪ねるツアーを企画中というタイミングで驚きました。

町家合宿写真

町家合宿写真

町家合宿写真

町家合宿写真

最後は、「デザインとは?」という問いかけで締め。

町家合宿写真

予定時刻をオーバーしてからお願いした質問タイムも盛り上がり、夜遅くまでお話いただきました。

由井さん、山本さん、どうもありがとうございました!

 

iOS7

Appleの新OSが、6月10日のWWDCで発表されました。

iOS7-1

iOS7、私はもっとドラスティックに変更されるのかなぁと思っていたので、最初に見た時には正直言ってちょっと物足りなかったです。ホーム画面の背景が単純なパララックスになっているのは、なんだかチープでおもちゃっぽいなあと思いましたし。。。

でも、よく考えるとこのくらいの方がわかりやすいと、だんだん納得してきました。

今流行りのフラットデザインは、単に見た目の形や色の変更じゃなくて、奥行きや広がりを情報空間に利用するための準備だと思っています。俯瞰と拡大の行き来や、レイヤーの重ねあわせや潜り込み、天から・地から・横から・裏側からの見方を行きつ戻りつするような関係性を検討する思考や表現、コンテンツとコンテキストを重視するための手段としての層化UIには、ボタンやインセットなどの物質的な立体感はちょっと邪魔になるので。

「クリックでページ遷移」の基本概念を一旦リセットして新たな空間概念を再構築するためには、これまでの操作画面を一層化する形でフラットデザインを経由した方がやりやすいんだろうと思います。

期待していたほどの極端な変化ではなかったものの、UIの層化構造の概念モデルをコントロールセンターや通知センターで示してくれたという感じですし、UIレイヤーとコンテンツレイヤーの上下の入れ替えや潜り込みなど、標準アプリの中に取り込んでガイドライン的に用意してくれた感じ。(…というか、むしろ、ここまで自然に移行していくのかと感慨深く感じてしまうのは、やっぱり私がAppleファンだからなんだろうけど)

マウスを介する操作(クリックする:押す・選択する)からマルチタッチ操作(広げたり・掘ったり・掻き分けたり・ずらしたり・かぶせたり…といった)へ、これまでより一段とタッチパネルディバイスに適合させていくんだろうなぁ…と感じた新OSの発表でした。

YouTubeに公開されていたmegalopolis4さんの大阪弁解説を下記に。

元の紹介画面はここ > Apple – iOS 7 – Introducing – HD

Apple – Apple Events – WWDC 2013 Keynote
Apple – iOS 7

また、AppleからiOS7への移行ガイドラインも発表されているようです。まだガイドラインの中身は読んでいないのですが、Teck Crunch Japanのこの記事には、iOS 7向けアプリ開発の原則がリストアップされています。

この中でも、<UIアイテムや、テキストなどのコンテンツ要素のサイズや位置について、具体的に指定するのではなく、状況に応じてシステムから自動生成されるようにする>という部分は、デザイナーにとってとても重要だと感じました。Auto LayoutやDynamic Typeは、現在のIllustratorやPhotoshopのようなツールではデザインしきれない部分です。数年前から言われてきたことではありますが、いよいよデザインツールやプロセスを見なおさないといけない状況になってきた感じがします。