“見かたをみつける”ための道具

「表現の循環によるミュージアム学習モデル」という記事を見つけた。
http://www.deepscience.miraikan.jst.go.jp/topics/19/03.php

多摩美の須永さんがZuZieワークショップで実践されたミュージアムでの学習モデル。

「西洋では“表現=議論”ですが、一般の日本人にとっては、議論が対話の基本形になりにくい。でも自分の体験について話すことや、写真を撮り文を 書くこと、絵を描くことや物語ることは得意です。『鳥獣戯画』などの絵巻物が多く生まれていることは、それを裏づけています。ですから我々の得意技である “表現=描き共有すること”によって、もうひとつの知識のくみ立てが可能になるはずです」

「理解」を表出すること、そしてそれらを再構成するプロセス。
編集体験を積み重ねるためのツールデザインということかな?
昨日のエントリーとちょっと繋がっている。

“見かたをみつける”ための素敵な道具、KJ法っぽいツールが複数レイヤーになってる感じ。
どうやって収束させるのか画面だけだとよくわからないし、実際の所は体験してみないとわからないんだろうけど、特に(3)のプロセスが難しそう。
ただ、考え方はとても興味深い。