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舌で見る装置BrainPort

BrainPort Vision:映像データを舌で感知できる電気パルスに変換する装置。
http://japanese.engadget.com/2009/08/19/brainport/

http://vision.wicab.com/technology/
3×3cmの装置に400〜600個の電気パルスを発生させるポイントを配置してあって、サングラスの中央に取り付けたカメラの映像を電気パルスに変換し、それを舌で感じることで脳が映像として理解するという仕組み。
静止画で解像度が低いと見えている物が何かわからないのに、動画になると急にわかる。人の感覚は絶え間ないフィードバックによって成立しているっていうのがよくわかる。

利用者が子どもと遊んでる姿には感動。以前のエントリーにも書いたけれど、人が一番やりたいことって人とのコミュニケーションなんだと思う。
http://grasslands.sblo.jp/article/29850571.html

グラフィックファシリテータというお仕事

グラフィックファシリテータというお仕事があるのを昨日知った。
http://www.graphic-facilitation.jp/graphic-facilitation.html

デザイナーであれば、多かれ少なかれ会議の席であるいは会議の前後でやってる作業ではあるんですけどね。
自分の仕事とは直接関係なく「リアルタイム&専業」でっていうのは目から鱗。確かに、この能力にすっごく長けている人っている〜。専業って言うのも、客観性があっていいんだろうな。

画像があるということは当日のコミュニケーションにも具体的な焦点ができるのでこれだけでも効果的だけれど、後でグラフィックレポートとして提出し、『「場」が生んだ価値を最大化』するところまでつなげているところがポイントかも。

カメラも目が2つ

3Dの静止画カメラが目と耳を2つずつ搭載して普及価格で発売されました。
http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepixreal3dw1/feature002.html

3Dで撮影できていったいどのくらい嬉しいかっていうのは、それにフィットする画像を実際に撮影してみないとわからないですけど、触ってみたいです。
入力系ディバイスが顔っぽいデザインに進化してるところは面白いと思います。耳の方を外側にして欲しいところだったりするけど(笑)

Semitra Exhibition「tFont/fTime」

Semitransparent DesignのアートユニットSemitraによるインスタレーション展が山口情報芸術センターで開催されます。

2009-09-19(土)-2010-01-10(日)10:00-19:00
休館日 :火曜日(祝日の場合は翌日)
入場無料

9月19日のオープニングトークイベントにも注目。

9月19日(土)15:00-17:00
会場:ホワイエ 入場無料
出演:Semitra
ゲスト:中村勇吾、阿部洋介(tha)
モデレータ:阿部一直、会田大也(YCAM)

9月19日(土)の一般公開は12:00から

詳細は下記で。
http://www.ycam.jp/art/2009/04/semitra.html

PARTNER 010

美大生のフリーマガジン「PARTNER」の編集に、2年生がたくさん参加しているようです。
クルーインタビューで北川一成さんを取材。言葉のライブ感を大切にして編集してあるので、北川さんの言葉がそのまま立ち上がった、伝わるインタビューになっていると思います。
I棟の入り口にテイクフリーで置いてあります。

http://www.partner-web.jp/index.html

“見かたをみつける”ための道具

「表現の循環によるミュージアム学習モデル」という記事を見つけた。
http://www.deepscience.miraikan.jst.go.jp/topics/19/03.php

多摩美の須永さんがZuZieワークショップで実践されたミュージアムでの学習モデル。

「西洋では“表現=議論”ですが、一般の日本人にとっては、議論が対話の基本形になりにくい。でも自分の体験について話すことや、写真を撮り文を 書くこと、絵を描くことや物語ることは得意です。『鳥獣戯画』などの絵巻物が多く生まれていることは、それを裏づけています。ですから我々の得意技である “表現=描き共有すること”によって、もうひとつの知識のくみ立てが可能になるはずです」

「理解」を表出すること、そしてそれらを再構成するプロセス。
編集体験を積み重ねるためのツールデザインということかな?
昨日のエントリーとちょっと繋がっている。

“見かたをみつける”ための素敵な道具、KJ法っぽいツールが複数レイヤーになってる感じ。
どうやって収束させるのか画面だけだとよくわからないし、実際の所は体験してみないとわからないんだろうけど、特に(3)のプロセスが難しそう。
ただ、考え方はとても興味深い。

ロールモデルが作る博物館

「風の人」と「土の人」のロールモデルを作ることによって「何もない村」に「発見する喜び」を作り出した水俣の「村丸ごと生活博物館」。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090729/201161/

【風の人:外から来た人】が、「これは何ですか?」「何と呼ぶのですか?」「どうやって、使うのですか? どのようにして食べるのですか?」と「驚いて、質問する」役を担い、 【土の人:地元の人】が「質問に答える」という役割を担うことによって、「何もないと思っていた自分たちの生活の中に豊かさを発見する」ことができる。
そして、【記録:写真に撮り、絵地図などを作って発表し、共有する】という形で可視化する仕組みが「博物館」。

吉本哲郎氏の「地元学」は、滋賀県の「湖西・森と里と湖のミュージアム」構想につながっているそうです。長期的にも成功して欲しいと心から思いました。

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参加のための垣根を越える手法の一つとしてロールモデルが取り入れられています。
商店街の地域活性化策としてよく行われるスタンプラリーなんかでも、来訪者と地元の人が演じなければならない役割を追加することによって「スタンプを押してもらう」というシンプルな行為の前後に、対話が始まるきっかけがより確かに生まれるかもしれません。
また、可視化する仕組みのデザインについて考えることも必要。どうやって発見の喜びを共有化・蓄積するか、それをどうやったら飽きないものとして発展させられるか。